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アーノルド ミンデル 

ドリームボディ

ミンデルの処女作。夢と身体症状が深く関係しているという彼の直観を追求することから、彼の探求が始まった。
その二つはからだの闇深くの非二元の命の領域、あるいは下意識のからだの領域では分化せずひとつになっている。
そこからのシグナルは日常の生活では夢と身体症状、人間関係のもつれなどのチャンネルに現れやすい。サブボディ技法ではそれをからだ、動き、視覚、聴覚、情動、人間関係、世界像・自己像、思考などの全チャンネルを開いて踊りに創造する。ミンデルのいうドリームボディと私のいうサブボディは兄弟のようなものである。多くのものを彼から学んだ。


ドリームボディ・ワーク


からだの闇奥深くのごくごく微細な動きに耳を傾けていると、そこからほんのかすかなサブシグナルが聴こえてくる。ミンデルはそれを増幅するという技法によって夢とからだと生命を結ぶドリームボディ・ワークを深化させていった。
サブボディメソッドでは、増幅とその逆の無限細分化という往復の技法を使って、からだの闇から出てくる動きを創造に結びつける。



プロセス指向心理学


英語の題名は「River's Way」という。彼の「プロセス」と「チャンネル」という根本概念の発見は、東洋のタオの考え方を彼流に発展させたものである。この書で彼は、西洋の心理学と錬金術、そして東洋のタオやヨガや仏教の教えとなどの底流にあるものごとの流れをそのままに受け取るという根本態度のつながりを探求している。
タオ、川の流れ、プロセス、これらの深層の生命の流れがいくつものチャンネルをとっかえひっかえしつつさまざまなシグナルで現れてくるというダイナミズムが確立したのはこの時点においてである。


うしろ向きに馬に乗る

ミンデルの奥さん、エイミーが、ミンデルのプロセスワークの秘密を詳細に観察し、一冊の書物にしてくれた。
とりわけ、エッジワークの実際の進行が手に取るように精密に解説されている。実に多くのものをこの本から学ぶことができる。



プロセス指向のドリームワーク

ミンデルの心理学はこの書で提起した「センシェント」というもっとも微細な感覚の体験の重要さを打ち出すことによって大きく変貌した。それまでの夢そのものの分析を超えて、日常の粗大な合意的現実の背後に隠れているわたしたちに夢を見させるドリーミングの世界そのものを探索することが可能になった。非二元かつ多次元を変容する生命クオリアの世界からのかすかなシグナルに対する「明晰な注意力(Lucidity)を鍛えることで従来ただただ闇の混沌とされてきた無意識世界へ降りる道を切り開いたのだ。私もこの書によってからだの闇へ降りる透明なまなざしを見開かされた。



シャーマンズボディ

下意識、あるいは無意識世界を旅することは、前人未到の思わぬ危険に満ち満ちている。何が起こるか、日常世界の観点では予想もできないことばかりが起こる。ミンデルはこの書でメキシコのシャーマン、ドン・ファンについて学んだカスタネダの著作や、アフリカ、日本、インドでのシャーマニズム体験から得た、「シャーマンズボディ」へ領域を広げた。この書は世界ではじめて著された、いわば『無意識世界の歩き方』だ。そこでどんなことがが待ち構えているか、狩人、戦士、盟友、分身、夢の共有、デスウオークなど、思わぬ危険から身を避けるために、留意しなければならない点について詳しく述べている。からだの闇を縦横に疾駆するリゾームになるための必読書だ。

身体症状に<宇宙の声>を聴く
24時間の明晰夢
紛争の心理学
昏睡状態の人と対話する
ユージン・ジェンドリン
フォーカシング
ユング
エッセンシャル・ユング
元型論
アーネスト・ロッシ
精神生物学

1970年代に、高名な催眠療法家ミルトン・エリクソンの元で学んだA.L.ロッシは、1986年に『精神生物学』を著し、心身相関領域をつなぐ「情態依存的記憶・学習・行動」という生体反応に心身のくぐもりの結節点を見出した。人間の持つ創造的下意識を利用してくぐもりを解く、優れた催眠療法を発見・開拓し続けている。

スタニラフ・グロフ
深層からの回帰
トール・ノーレットランダーシュ
ユーザー イリュージョン
中沢新一
対称性人類学

人類学の立場から、古代以降の流動知と、現代の分別知の両方を等価に捉え、国家や宗教をのりこえ、それらを不要とする社会を構想する「対称的人類学」、流動的知性と分節的知性を合わせ持つ次代の人間の知の様式を探り、創造的な生存様式を開く「芸術人類学」の世界を切り開いた。

精霊の王
狩猟と編み籠

彼の主著『対称性人類学』の続編に当たる。そこで展開された人間と動物が別け隔てなく対称的に捉えられていた人類の心の古層の、流動的知性から、いかに宗教が発生し、今日の人間だけを特権化する非対称的知性に移行したかを、<宗教の映画的構造>という独自の視点で見事にえぐり出している。中沢は旧石器時代の洞窟絵画の世界に分け入り、人類がなぜ、心の中でうごめくクオリアを外部に像として投影し、それが近代宗教にまで発展してきたプロセスをつかみ出した。こういう本質的な仕事が出来る場を彼は芸術人類学研究所という新しい拠点に創りだすことに成功したようだ。

吉本隆明
共同幻想論

青年時代以降、最も多くのものを学ばせていただいた。いまだに日本最大の思想家だと尊敬する。「自分がかかえた疑問は、自分の力で解くまで肌身離さず握り締めていれば、やがて解ける日が来る」という、高校時代の友人佐々木幹朗にあてた吉本氏の手紙の一節が、私をここまで連れてきた。『言語にとって美とはなにか』、『共同幻想論』、『心的現象論』、『最後の親鸞』、『アフリカ的段階について』などは擦り切れるまで読んで、私の血肉となっている。


心的現象論
アフリカ的段階について
古東哲明
他界からのまなざし
野口晴哉
整体入門
風邪の効用
遠藤喨及
タオ、気のからだを癒す

はじめて読んで共振したのがこの本だ。
後付を見て驚いた。
彼の住所は当時のわたしの家から歩いて10分ほどのところだった。
早速持病の腰痛を治療してもらいに行ったら、一日ですっかり治った。
わたしはすぐ入門して遠藤師と彼の妻のまゆさんの指圧クラスに通った。
そして、浄土宗の僧侶である師から自我のやっかいさとその処理の仕方を学んだ。
もっとも、学んでいる最中はまったく身体に入ってこなかった。
そのころはまだ自分の思考の止め方を知らなかったのだ。
ヒマラヤに来て何年かするうちにじょじょに師の教えが身に染みこんできた。
サブボディメソッドの基本となっている生命共振も
師の指圧の極意である共感的想像という根本的態度を
生命を主語に言い換えたものにほかならない。


(次項に続く)
   
気の幸福力 気心道とタオ指圧

だが、今回、タオ指圧のサイトからダウンロードしたこの本で
日常世界の人々に「いかに幸福になれるか」と
粘り強く語りかけている師の言葉を読んで、
まだまだ自分の至らなさに思い至った。
生命共振などといきなり言ってしまっては、
日本や各国の日常世界で住んでいる多くの人に届かないだろうことを思い知った。
それにひきかえ遠藤師は、日常界の言葉をうまく使って
究極の幸福にまで導いて行こうとされている。
脳みそを久しぶりに新鮮な流水でじゃぶじゃぶ洗うことができた。

読者の方々にもぜひ一読をお勧めします。

「気の幸福力」の無料ダウンロードはここから

タオ指圧のホームページはここから

三木成夫
胎児の世界
門前進
入門自己催眠法
世阿弥
世阿弥・禅竹
土方巽
土方巽全集
三上賀代
器としての身体
大野一雄
魂の糧
ブライアン・グリーン

エレガントな宇宙

1968年に偶然発見されたひも理論は、宇宙は3次元でも4次元でもなく、目に見えない次元がたくさんあると提唱。1980年代の第一次ひも理論革命の中で、宇宙は振動する小さなひもでできていて、その共振パターンがあらゆる粒子の質量と力を生成するという宇宙像が確立した。これは、それまでの標準物理学の粒子的宇宙像が3次元的な知に制約されていたのに対し、多次元共振宇宙像というまったくあたらしい知の次元を切り開いた。

ミシェル・フーコー

言葉と物

1966年、M.フーコーが、「人間の死」を告知。近代西洋の人間中心主義に立つ人間概念は早晩消え去るだろうと予言した。その人間概念は、学校や病院、政治、法制度、刑務所などの装置を通じて人々に訓育・調教され、同時に国家秩序を自発的に支える排他的臣民意識を形成していることも解明された。

ジル・ドゥルーズ=フェリックス・ガタリ

千のプラトー

1968年、ドゥルーズ=ガタリが、これまでの近代知を支えていた3次元階層秩序的なツリー状の認識法に代わり、任意に分離、連結し、多次元を変容流動するリゾーム的な知と生存の様式を提示。『千のプラトー』は、土方舞踏が開いた多次元変容界へからだごとなりこむためのガイドブックである。

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