調体法3 三元八方ゆらぎ

<水平次元の八方=時計ゆらぎ>

1.前記の小周天回しから時計ゆらぎは、
時計を床面に平行な水平次元に描いて時計方向にゆらいだ。
これを前後の矢状次元(赤い円)、左右の戸板次元(青い円)の各次元でそれぞれ時計方向にゆらぐ。
(時に応じて、八方にゆらぎ、時計方向の十二方にゆらぐ。十六方にゆらぐのもいい。)


<矢状次元の時計ゆらぎ>

2.からだの正中線を前後に通る、矢状面(上図の赤い円)に大きな時計を描く。
頭上が12時、胸の前が3時、尻の下が6時、背中の後ろが9時となる。
この矢状次元では、1の動きは6時から上がって、12時に下ろしてくることになる。
これを何度かくりかえす。それに慣れてきたら、次に移る。

3.2の円の動きを、少し前後に傾けて、7時から上げ、1時の方向に下ろす。
4.8時から上げ、2時に下ろす。
5.9時から上げ、3時に下ろす。
6.10時から上げ、4時に下ろす。
7.11時から上げ、5時に下ろす。
8.12時から上げ、6時に下ろす。
9.1時からあげ、7時に下ろす。
10.2時から上げ、8時に下ろす。
11.3時から上げ、9時に下ろす。
12.4時から上げ、10時に下ろす。
13.5時から上げ、11時に下ろす。
14.6時からあげ、12時に下ろす。

ちょうど一周したことになる。つづいて、反対方向に、一周する。

これを矢状次元の時計ゆらぎ、または八方ゆらぎという。

<戸板次元の時計ゆらぎ>

1.からだを両耳を通る面で前後に分かつ戸板次元(上図の青い円)で、上記と同様の動きをする。
まず、からだの正中線に沿った前後のサイクルをくりかえす。最初の小周天回しと同じ動きである。
2.からだを前後に分かつ戸板面に大きな時計を描く。
頭上が12時、右横が3時、尻の下が6時、左横が9時となる。
この戸板次元では、1の動きは6時から上がって、12時に下ろしてくることになる。
これを何度かくりかえす。それに慣れてきたら、次に移る。

3.2のサイクルを、少し左右に傾けて、7時から上げ、1時の方向に下ろす。
4.8時から上げ、2時に下ろす。
5.9時から上げ、3時に下ろす。
6.10時から上げ、4時に下ろす。
7.11時から上げ、5時に下ろす。
8.12時から上げ、6時に下ろす。
9.1時からあげ、7時に下ろす。
10.2時から上げ、8時に下ろす。
11.3時から上げ、9時に下ろす。
12.4時から上げ、10時に下ろす。
13.5時から上げ、11時に下ろす。
14.6時からあげ、12時に下ろす。

ちょうど一周したことになる。つづいて、反対方向に、一周する。

これが戸板次元の八方ゆらぎという。

<ランダム次元の八方ゆらぎ>


1.しち面倒くさい数学的な三次元で、時計回しをあえてしてきたのは、
からだにあらゆる次元方向へのゆらぎを等価に刻み込むためである。
多次元を変容流動するサブボディについていくには
これくらいのユークリッド幾何学的なツリー的なアプローチは
簡単にこなせるようにならないといけない。
日常体のからだは、どうしても癖が染み込んでいて、
いきなりランダムに動けといっても、動けるものではない。

2.だが、以上の三次元への等価なゆらぎに慣れたからだは、
あらゆる次元方向へのゆらぎを取り混ぜて、三次元的に癖や偏りのない、
ランダムなゆらぎを身につけることができる。

3.この透明なランダム次元で、サブボディはいつもゆらいでいる。
サブボディは、三次元の空間にさえ囚われず、
それを超えた多次元で変容流動している。
(さらなる多次元変容流動を開くためには
、4.探体法の「八覚リゾーミング」以下を参照してください。)

4.このサブボディ本来の多次元変容流動という
リゾーム的な動きをからだに覚えこませるために、
まず、この3次元ランダムなツリーの動きを踏まえる必要があるのだ。
ツリーとリゾームの動きを有機的に繋げる、ツリーリゾーム技法は、
サブボディの高次元世界へ入るための不可欠のステップである。

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