サブボディ共振塾 ヒマラヤ
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今週の更新

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2009年度 2学期生 特別募集

今年8月10日から12月4日までの4ヶ月コースの
臨時の入学申し込みを受け付けています。
希望者はお早めにお申し込みください。

来年度以降は1年コースに移行するため、
これが最後の短期コース入学のチャンスとなります。
2010年度は定員満了です。
長期就学希望者は2011年度以降にお申し込みください。


くわしくは、学校ガイドをご覧ください

サブボディ共振塾ジャーナル
From Earth Too / Francesco

2009年6月29日

土中からもまた  フランチェスコ

イタリアから来ているフランチェスコは、
庭の隅の落ち葉焼却庫から泥まみれでにじり出てきた。
かれはこの始まりをすでに4月のサブボディ劇場で発見していた。
その原型となった踊りをたっぷり時間をかけて、
穴居生物から脱皮してでてくるメタモルフォーゼの時間を踊った。
穴から出てきてもなかなか立ち上がれない。
前日のリハでは見ていた他の生徒たちが泣いた。
彼は他の生徒たちに、そのサブボディの踊りに、
同じ種の生き物となってただ微細共振してくれるよう頼んだ。
他の生徒もめいめいの場所から、
やはり泥まみれの不自由なからだでにじり寄ってきた。
かすかな共振があり、
かれは両手で目を変容させて別の生き物に転生した。
彼は多くのサブボディをこの4ヶ月の間で見つけていたが
この日はごくわずかの動きに絞って磨き上げた。
ひとつの踊りでからだの闇のすべてを踊りきれるわけではない。
ここで踊らなかった闇は舞踏家だけの秘密として抱え込む。
そしてさらにその秘密を探るなかでこのサブボディは成長していくだろう。
それを通じて、この踊りは彼にとって
ライフワークになっていくに違いない。



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2009年7月1日

8つの衰弱体変幻という煉獄

一日おきに8人の生徒の踊りが生み出されていく。
そして、他の生徒はその踊りの世界に各種の衰弱体として成りこむ。
初日のカタリーナの世界には、ごく限られたからだの一部しか動けないからだとして、
ピットの世界には深海底の原初生命からはじまって胎内を遡行する胎児として、
フランチェスカの世界には、
土中やさまざまな場所から変態して這い出てくる生命体として、
アスカの世界には、からだに奇妙なコスチュームをつけ、
音を出してはいけないというルールに縛られた衰弱体として、
さまざまな衰弱体に共振しつつ成りこんでいく。
まだ8人のうち5人の共振実験が済んだばかりだが、
連日の変化の荒行に全員がへとへとに疲れきりながらも
なんとか共振力を搾りだして参加している。
3週間で8つの異なる衰弱体にからだで成りこむことになる。
これは自我や自己をまとっていては到底耐えられるものではない。
疲労のそこで自我や自己へのこだわりを脱ぎ捨て、
人間ではない生命に変成していく鍛錬なのだ。
この煉獄をうまく抜けきることができれば、
いよいよ一学期では踏み込めなかった憑依体や透明体に成りこむ
二学期のさらにハードな変成訓練に耐えることができるだろう。
自分で動くのではない、何ものかによって動かされるからだへ、
あらゆる生命クオリアの媒体となるリゾームへ、
この煉獄はからだの闇の未踏と向き合う千日回行の訓練に匹敵するだろう。
転生のための狭き関門なのだ。
このからだの煉獄をくぐりぬけたものだけが次へ進める。
願わくば全員が耐え抜きく通り抜けることを祈るばかりだ。




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ひとつの夢のためのレクイエム ピット

今年のビデオがアップされ始めました。
これから8作品が続々高画質で登場します。
お楽しみください。


もっとビデオを見る

2009年6月26日

ある夢のためのレクイエム ピット

スイスから来ているピットは今年で3回目の生徒だ。
かれはこの3年間のからだの闇の旅を、この作品にまとめた。
7つのパートからなるこの作品は、
彼のからだの闇の布置を示す地図にもなっている。

1.Underwater World
2.Mother
3.Fetus
4.Inner Child
5.Anima
6.Medusa
7.Dance of death

これら各パートのタイトルを見るだけで、
彼が今のぎりぎりの探索をすべて踊ろうとしていることがわかる。
彼は前日他の生徒にこの構成案を見せ、各パートごとに
自分のSubbodyの振り付けと他の生徒のSubbody、Cobodyの振り付けを説明した。
他の生徒を彼の世界に招待するというものだった。
今学期はまだ、アニマやメドウサなどの元型には授業で触れていない。
二学期の課題として置いてあるものだ。
だが、いやおうなく他の生徒もアニマだの元型だのに触れることになった。
これがピットが試みようとした共振実験だった。
自分自身の共振実験を練っている最中に、
他の人の世界にからだごと入って動くことが非常にきついことは重々承知している。
からだの闇の布置が変わり、ますます混乱をもたらす。
だが、あえてそれを承知でこれを行っているのは、いくらきつくとも
今の生徒にとってこの体験がもっとも豊かなものになることを信じているからだ。
根底的な創造はからだの闇の布置が変容流動するときに起こる。
それまで既定のものとされていた当たり前の関係がすべて意味を失い、
新しいつながりを求めて漂いだす。
とりわけ、自分のサブボディの動きとコーボディの動きとの間の境界が薄まり
消えていく不思議なサブボディ・コーボディが混融する体験を味わうことができる。
この不思議を体験できることこそが踊りならではのものだ。
何もかもが分節されている日常世界から、非二元の世界への坑口なのだ。
創造は非二元世界で起こる。
そここそがどんな既成概念にも侵されていない
「沈理の出会い」が起こる世界だ。
今回の実験の意味を3年目になるピットはよくつかんでいたようだ。
踊り自体はいま始まったばかりで、
これからさまざまな場所や状況下で踊って鍛えていかねばならないものだが
何を踊ろうとするのか、ピットは踊りの基盤となる謎と、花と、
そして彼だけの秘密を掴み取ったのは確かだ。
3年間の精進でここまでのものが生まれうることを告げてくれた。



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2009年6月22日


盗む カタリーナ


いよいよ、8人の生徒の4ヶ月の調体、探体、創体を統合する
共振実験劇場シリーズが始まった。
これから隔日ごとに、各生徒が時間場所、既成の劇場公演形式を脱ぐ、
自分固有の共振方法の実験を進めていく。
ほかの生徒はその共振実験にからだごと参加する。
初日の今日はコロンビアのカタリーナ。
屋上で履いていたバレエのトゥシューズを脱ぎ捨てた。
十数年踊ってきた自分の履歴を投げ捨てる。
赤く塗られた裸足の脚が出てきた。
カタリーナは部屋を回って、各生徒を照らし出した。
それぞれにカタリーナが振付けた限定された微細な動きだけが浮かび上がる。
まるで闇の中の破片のように。
部屋で衰弱しているタマール、
窓辺でゆらいでいるアスカ、
風呂で溺れかけているゴルカ、
ベランダで目だけが引きつるピット、フランチェスコ、チャビ、
裸の後姿でゆらぐアリーナ、
全裸で立ち尽くすキャラ、
懐中電灯で瞬間自分を照らしながら踊るカタリーナ、
最後は全員が口からクモの糸を引き出し続ける場面で終わった。
ひとりが首に”Thank you. You may leave now”と書いた紙をぶら下げていた。
それに気づいた人から去っていった。
終わり方、始まり方、聴衆との関わりかたを発明することも実験の重要な要素だ。
今年は各生徒の共振実験の中に全員が織り込まれていく。
それでなくても変転流動しているからだの闇の布置が
新しい共振の中でさらに加速されて変成していく。
人間でないものへ生まれ変わる3週間の煉獄が始まった。



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ヒマラヤ共振日記
23 June, 2009

オゼーク、ウイークリークラスをイスタンブールで開催

トルコのオゼークから、イスタンブールでの定期クラスの詳細が届いた。

 Each saturday and sunday (except the 4-5 july) between 10:00-13:00
at Cati Dance Studio
(www.catidans.org), Istanbul, Turkey

興味のある人、参加希望の方は下記へメールを。 

Ozerk : ozerkpamir[at]yahoo.com(
( [at]を @に換えてください。)




カツのUSA サマークラス、今年は8週間に!
  Summer Subbody Butoh Workshop

8 Weeks Beginning Subbody Butoh Workshops
with Kats D Fukasawa

    

For more information about workshop, please contact Kats D Fukasawa at kats@paneerproject.com or 612-703-7501.

 

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共振塾ジャーナル 実技ガイド 舞踏論
土中からもまた フランチェスコ
ひとつの夢のためのレクイエム ピッ

盗む カタリーナ
「<序破急>成就」
「虫の歩行の<序破急>」
 「秘膜各層の由来」

を更新しました
16章 土方巽の必然
17章 土方巽の最後のソロ
を更新しました。
からだの闇を掘る  USA Summer Class 多重人格肯定日記 
Xによる還元と再生と、
次元数の増減
恒例のカツのUSAクラスが、この夏は
8週間になりました。
インドまでは、ちょっとという方は
ミネソタにどうぞ。
若いころの最低の私を経巡っていると、
生命共振が停止した瞬間がよみがえってきた。
今月のビデオ クオリア論 透明論
ようやくハイビジョンビデオのアップロードがヒマラヤからできるようになりました。
今月後半からは一学期の生徒の踊りを
続々アップしていく予定です。
お楽しみください。
生命が発生以来40億年間続けてきた
世界認知の方法をクオリア思考と呼ぶ。
ずいぶん長い間、足踏みをしていた「透明論」
第4,5,6章を更新することができた。
今年の授業が透明体への坑道を
実践的に掘り進んでいるおかげかもしれない。
今月の写真
共振日記 共振塾募集要項
今年のヒマラヤの春と、
生徒たちの創造する共振の
写真がアップされています。

トルコのオゼークがイスタンブールで
古いスタジオをゲットして、
定期クラスを開催中。

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Pete
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