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| サブボディ共振塾ジャーナル |
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2008年5月11日
●生まれかけの衰弱サブボディたち
衰弱体は写真にもビデオにも映らない。
まして今生まれかけの衰弱体たちだ。
映らないを承知でネットにアップしている。
映っていないものを感じてもらうしかない。
命の極微細な共振はカメラでは捉えられないほど微細なのだ。
今年はこの衰弱体と衰弱体の間で起こるかすかな共振を育てていく。
いま生まれかけている衰弱体の群れがそれを要請している。
わたしはただ産婆の耳を長く立て聴き入るばかりだ。
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| からだの闇を掘る |
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2008年5月10日
●命の流儀
ブログ「内田樹の研究室」でマイクロスリップについて述べられていた。
「マイクロ・スリップというのは、未知の入力に臨機応変に対応できるように、動きの決定をぎりぎりまで遅延させることである。
例えば、野球のバット・スイングにおいて、体軸は十分に旋回し、バットに十分なエネルギーは備給されているが、バットはボールと接触する最適のタイミングと空間座標を求めて、ぎりぎりまで「ためらっている」打者は、「えいや」とヤマを張って、バットをぶん回している打者より打率が
高いであろう。
すぐれたアスリートは「環境との接触面は最後まで、環境の変化に注意を向けている」というしかたで身体を操作することができる。
未知のものが不断に入力してくるような状況では、リジッドなシステムよりも、環境的与件の不意の変化に即時対応できるファジーなシステムの方が有利である。
マイクロ・スリップとは語義的には「エラー」にまでは至らなかった行為のわずかな「言い淀み」
のことである。」
この感覚はわたしには深く親しいものだ。
わたしは随分と前から、態度の表明をぎりぎりまで遅延させる生き方をしてきた。
意識では前もって決めずに、最後の最後にからだがどっちへ転がるかで生き方を決めてきた。
そのほうが確かなのだ。
だが、それはここで言われているように、有利かどうかという効率の問題ではない。
マイクロスリップは、単なる行動の特性ではない。
命はいつもマイクロスリップしている。
マイクロスリップはそのまま訳せば微小錯誤となるが、
この意味で佐々木正人が提唱する<微小探索>という訳語の方がよい。
命はいつも微小探索している。
命はいつもゆらぎ、よどみ、たゆたっている。
命は決定などしない。
命はいつも遅延しているのだ。
命は与えられた条件をすべて受け入れ、
しかし、常に動きながら、機を待ち、
創発によって突破していく。
それが命の流儀だ。
何においても、この命の流儀に学び続けることだ。
わたしは、いつもなにかを言いよどんでいる。
言いたいけれどいえないことをいっぱいかかえている。
やりたいけれど、まだやれないことが無数にある。
それでいいと思う。
機が熟すれば、それらは自ずから出てくる。
命の流儀では、動きながら待つというのがことさら大事だ。
座して待つのではない。
いやなことからはすたこら逃げ続ける。
逃げること、場所をずらしつづけることほど大事なものはない。
命とはかすかな試行錯誤の連続なのだ。
逃げながら、降りかかってきた条件をいつか創発によって突破する日を準備する。
逃げるとは適度な距離をとることなのだ。
日本国家から、わたしはヒマラヤに逃れたが、
それは適度な距離が必要だったからだ。
ここまで遠ざかってはじめて、
国家を突破する創発を、着々と準備することができるようになった。
命の流儀に基づくこと。
たゆたいといい、よどみというのは、
命が機を待ち続けていることを意味する。
命はいつも最適のタイミングをみはからっている。
そして、最適のタイミングで創発によって突破するのが命だ。
生命史で、プロテオバクテリアによる、酸素呼吸の発明、
シアノバクテリアによる、光合成の発明、
単細胞から多細胞生命への転生、
これらの命の創発が、絶妙のタイミングで起こって来たことを思うだけでいい。
人類が何千年も、国家というようなろくでもないものに虐げられてきたのも、
それを突破する最適のタイミングを見計らって来たからだ。
国家の死滅がまだ起こらないとすれば、それは今ではまだ早すぎるのだ。
自我がもっと徹底的に処理されるようにならない限り、
国家もまたなくならない。
自我と国家は双子の兄弟だ。
自我幻想と国家幻想は双子の兄弟なのだ。
だんだん、それが透明に見えてきた。
フーコーの慧眼がいまさらに底知れず深くまで届いていたことを知る。
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写真にもビデオにも写らないけれど
とうとう衰弱体のサブボディが生まれかけてきた。
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「エッジを踊る」として
練習法にまとめました。 |
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今週はサブボディの三つの世界について
解説しています。 |
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すべてを受け入れ、
動きつつ創発する機を待つ。
それが命の流儀だ。 |
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リゾクラシーというからだじゅうの細胞が共振して起こる革命の形が見えた。40年間捜し求めていたものだ。 |
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